基本的には、かたいかたまりのように触れる部分を、しこりといっています。しかし、乳腺のしこりって、なかなかわかりにくいことと思います。
それぞれの乳腺のやわからさと乳腺自体のの大きさと、そしてそのしこりのある部分(皮膚に近いところや肋骨にちかいところ、真ん中にちかいところ、そして端の方にあったり...)で、さわった感じが異なります。
大きさについても、指先ほどのこともあれば、10㎝くらいあったりもしますので、ひとことでは表現しにくいところであり、しこりの評価には注意が必要です。
しこりがあれば、すべて乳癌ではありません。しこりの中には良性の嚢胞、腫瘍のこともありますが、やはり悪性腫瘍のこともありますので、専門的な検査が必要です。
月に一度は、自己検診をしていただいて、しこりかな、と思うときは、ぜひ専門医療機関でおたずねください。
おおの乳腺・甲状腺クリニック