カルメリーナ、というタイトルです。1903年の作です。 一つの対比として、大胆な丸みを帯びたラインが背景の長方形のイメージを弱くくしているそうです。もう一つの対比が描かれていて、それは彼女の大胆なポーズである一方、後ろの画家のななめの様子が対比されている、と評価されているようです。 ちょっと落ち着かない、その場の時間と空気がただよう絵なんですね。光と影もいっそう緊張感を増しています。 マティスの初期の作品でした。 SHARE ICON Facebook Twitter